三宅英子の武蔵野市議会報告TOP   過去の議員日記
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10月29日 最高裁の決定文書到着を受けて、記者会見を開きました。
 大急ぎで設定したきのう土曜日の記者会見でしたが、5人の記者とこれまで応援してくれた市民の方々が集まってくれました。同じ会派(むさしのリニューアル)の大野議員には、前日から会場の予約などに奔走していただき助かりました。
 ほとんどの記者が初めての方で、6年前に提訴した時の顔ぶれとは替わっていたため、これまでの経緯を説明しながら記者会見しました。記者からはなかなか鋭い質問が出る時もありましたが、間違えた答えをしてしまったり、うまく答えられないケースもあり、反省材料になりました。




 昨日届いた最高裁からの文書には、正式な判決は12月1日(金)午前10:30に言い渡すということと共に、土屋前市長等の上告を棄却することがはっきり書いてありました。二審の東京高裁の判決が確定することになります。
 1999年度の市長・市役所交際費の内58件について武蔵野市に監査請求したのが2000年8月ですから、6年の歳月がかかりました。二審の東京高裁の判決は2002年12月に出たので、最高裁の審理だけでも3年10ヶ月も掛かったことになります。途中何の連絡もありませんでした。長すぎる審理をどうにかしてもらいたいというのが実感です。

記者会見での私の主張

1.「イベントなどにマメに顔を出すのが政治家の仕事」という古い考え方に対して、強くノーと言いたい。
 私は、1つ1つの支出が税金の使い道としておかしい、という視点ではなく、前市長の公金を使う姿勢そのものに問題があると考えて訴えました。提訴してから、当時約800万くらいあった市長交際費が徐々に削減されて、H16年度には560万となり(それでも多摩地区26市中1位)、昨年秋に新しい市長に替わってからは市長交際費の予算が100万円と大幅に削減され、自分のやってきたことが無駄ではなかったとは感じています。
 しかし、市議の中には未だに「お金を掛けないと市としての交際はできない」などと主張する人たちがいます。21年間、土屋前市長がこれまでイベントや集まりにマメに顔を出して、会費を出したり祝い金を包むなどしてきたやり方をよしとする雰囲気がまだまだ根強く残っていることを実感します。議員は選挙向けに(もちろん聞かれるとそうだという人はいませんが)、人の集まるイベントや年中行事等に顔を出すだけが仕事ではなく、行政の中身をチェックすることがもっと重要な役割のはずです。これまでのような古いやり方に対して、市民がもっと強くノーと言うことが大切だと考えます。

2.財政の豊かさから生じた生ぬるい体質を改め、市政のスリム化に本気で取り組んで欲しい。
 提訴した6件は監査請求した58件のほんの一部に過ぎません。6年前に監査請求した時に、監査委員が棄却せずに私の訴えを認めていたら、武蔵野市政はもっと早い段階で変わっていたはずです。収入役・監査委員・秘書室長・市議会などがチェック機能を果たしてこなかったことの現れではないでしょうか? また、全国有数の豊かな財政を誇る(これは前市長の手柄でも何でもありません)武蔵野市が、知らず知らずの間にいい加減な公金支出を許す、ぬるま湯体質に陥っていたのではないかと考えます。市政のスリム化をもっと本気で進める必要があります。

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  10月29日の朝日新聞武蔵野版に載った、土屋前市長の「市長の仕事の実態を理解しない異常な判決」というコメントには驚くほかありませんでした。この人は現在法律を作る立場の国会議員であり、法律を執行する立場の政務官でもあります(先日総務政務官就任の仰々しい挨拶状が送られてきました)。こういう立場の人が、最高裁で確定した判決について、これまで長い時間とエネルギーを掛けさせたことへの反省の言葉のひとかけらもなく「異常な判決だから無視していい」と言わんばかりの発言をするとは、一体どういうことでしょうか。一審・二審で違法とされ、今回も違法とされた「市の部課長研修会後の懇親会への祝い金」は、一審判決後も毎年支出を続けてきたものであり、当時から「変な裁判官が多い」などと言って、司法の判断を軽視してきました。

 こういう公金支出の感覚がマヒした似たような人が、あちこちで権力の座にいるので、福島の汚職や岐阜の裏金作りなど、自治体首長の絡む異常な事件が頻発するのではないかとも思います。
朝日新聞 東京新聞
【2006/10/29 17:57】 | 市長交際費 | トラックバック(0) | page top↑
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