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3月15日、中野ゼロホールで東京都知事選立候補予定者4人の公開討論会があり、TVでご覧になった方も多いと思います(主催者のHP)。私は会場には行けませんでしたが、MXテレビで中継された放送の後半45分位を録画で、またそのあと報道ステーション(テレビ朝日)の4人の生討論も見ました(その後連日のように4人組はテレビ各局の番組で討論していますが、主張には新たに付け加えられたことはあまりないようです)。以下感想です。
4人はそれぞれ能弁で、持ち時間の制約はありましたが、ある程度自己主張できたのではないかと思いました。態度未定の有権者は、これを見ただけでは「この人は駄目、この人がいい」といった判断はまだできないのではないでしょうか。 共産党推薦の吉田万三さんが話すのを聞くのは初めてでした。上から指示された通りに発言しているという印象は全くなく、ざっくばらんに自分の言葉で語っているようで、かなり好感を持ちました。 黒川紀章さんは以前の通りで、よく通る声で堂々と話しました。ただ口元が随分老けたように見えたのは私だけでしょうか。話には「自分は都市計画の専門家だ」と、他の人よりエライんだというエリート意識・高慢さが端々で感じられました。落選後の予定まで話して、当選するとは初めから思っていないのでしょうか。 石原慎太郎さんは風邪でも引いたのか、声がかすれていました。白髪も目立ちさすがの万年青年も74才となれば、それなりに年をとったと感じさせます。それより何より言うことがあっちこっちに飛んで脈絡がなく、また同じことを何度も繰り返すなど、頭の中身の老化の方が心配になりました。過去の「三国人発言」について「法律用語だ。何がいけないんだ」と強弁していましたが、聞いていて情けなくなりました(この言葉の使い方について長くなるのでこちらに反論を書きました)。 小柄で、下駄に目鼻を描いて眼鏡を付けたような浅野史郎さんは如何にも地味です。他の候補のように押しの強い断定的な発言も少なく、控え目でした。しかし主張の中身は真っ当で、都民の良識・常識をよく汲んでくれているなと思いました。また今問題になっている築地市場の豊洲移転問題で、石原知事が当事者や世論の批判に押されてか「何ヶ所かボーリングして調べてもよい」という意味の発言したのを捉えて、素早く「重大発言だ。(都の内部で既に決めたものを)路線変更すると考えていいのか」というようなツッコミを入れていたのも、リアクションの良さを示すもので感心しました。 |
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