三宅英子の武蔵野市議会報告TOP   過去の議員日記
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12月11日 一般質問ダイジェスト/物足りない市長の答弁(1)
 12/6〜12/8に掛けて20人の市議が質問に立ち、一般質問が行われました。多人数、長時間質疑された割に、残念ながら質問・答弁とも内容はあまり充実してはいなかったと思います。また8日にはインターネット中継も殆ど繋がらなかったと市民の方から聞きました。議会事務局から聞いた、中継した会社の言い訳は「横浜市議会の中継も同じ時間帯で行われたので、サーバーがビジーになったようだ」というものでしたが、これでは大金を投じて新方式に切り替えた意味がありません。大至急設備を改善させるべきです。

●私の一般質問での主なやりとり
5日の予告の通り、今回大きく次の5項目について質問しました。
前市長等の交際費裁判の最高裁判決を受けて武蔵野市で着手すべきこと
社)武蔵野市シルバー人材センターの組織改革の必要性について
武蔵野市の土地購入のあり方について
庁内検討会議のあり方について
長期計画調整計画の見直しのための「市民会議」の進め方について

約60分間のやりとりは、本日からこちらの議会中継のページで見られるようになってますが、要約してお伝えします。(Qは三宅、Aは市長です)

◇1 「前市長等の交際費裁判の最高裁判決を受けて武蔵野市で着手すべきこと」について
「内部監査が機能していないのでは」
「外部監査を導入するか、3人目の監査役を外部に委託するなどの検討をしてみたい」
「違法とされた《部課長会懇親会への祝い金》と類似の支出について、前市長に請求する考えはないか」
「法的側面を研究してみたいが、まずは本人の自主性に委ねる」
「3月にも取り上げた《過去の市長交際費からの他自治体の首長就任祝い品などの支出》も併せて請求するべきではないか」
「こまかい事情が分からないので請求は考えていない」
[コメント]
 邑上市長が前市長との違いをアピールできる絶好の機会だと思いましたが、随分及び腰、消極的だと感じました。一審判決が出た後も、前市長はそれを無視して類似の市役所内部支出である《主任懇親会への祝い金》などに税金から支出を続けました。また《他自治体の首長就任祝い品などの支出》について、少なくとも三鷹市長、町田市長が2003年以降の分について返還したことはハッキリしています。なぜ毅然としてこれらの返還請求ができないのでしょうか。
(裁判について詳しいことは10/29 11/28 12/5 のブログをご覧下さい)


◇2 「社)武蔵野市シルバー人材センターの組織改革の必要性」について
「武蔵野市のシルバー人材センターの活動は低調と考えるが、理由はどこにあると思うか。」
「事務局主導の運営が長く続いたものを会員主体にシフトする必要があるが、それには時間が掛かる。」
「三鷹市のシルバー人材センターの方が、武蔵野市の同センターより民間からの受注がずっと多いのはなぜだと考えるか。」
「三鷹市は元々市からの仕事が少なかったので、民間の仕事を積極的に請け負ってきた経緯があると聞く。武蔵野市では市からの仕事が多かったので、あまり民間からの仕事受注に力を注いでこなかったからではないか。」
「会員の実情が分かるような新たなアンケートを実施する考えはないか。組織改善のため会員も入ったワーキングチームを作る必要があるのではないか。」
「先日もセンター独自で実施したし、必要に応じてセンターがやるだろう。組織運営についてはさまざまな検討がされているようなので、ワーキングチームは特に必要ないのではないか。」
[コメント]
 武蔵野市シルバー人材センターについては私の所にも何人もから相談が寄せられています。市長は直感的に問題を把握する嗅覚が弱いのではないかと、まず思いました。
 同センターの会員には、悠々自適の年金生活で「体がなまるから時々センターの仕事をしている」というような人もいれば、生活が切迫していて「もっと仕事がほしい」と真剣に訴えている人もいます。高齢者雇用の受け皿が乏しく所得の格差も広がっている現状では、もっと民間の仕事を開拓して働く場を提供し、後者のような人たちをサポートする体制を整える必要があると考えます。

 具体的な例を挙げると、市内の成蹊大学の仕事を武蔵野市のシルバー人材センターは受注していません。これは最初声が掛かったときに断ってしまったためで、今では三鷹市シルバー人材センターが同大学の仕事を(当初は駐輪場だけだったのが、今では図書館業務まで)幅広く受注しているそうです。
 また、来年度から「市報」を武蔵野市のセンターが全戸配布する話が進んでいるようで、このこと自体は新聞を購読していない世帯にも市報が届けられるため、配布コストが増えない限り悪いことではないと思います。但し大部数を会員で捌くためにはストック場所が必要で、市内のコミセンをその候補にしていますが、コミセンへのお願い、協力してもらうための交渉も、個別に会員にやらせるだけで事務局では何もしていないし、コミセンの取りまとめ窓口である市の市民活動センターにも先日問い合わせた時点では話が行っていませんでした。そんなこともあって、市のOBや出向の事務局幹部職員は「現場を殆ど見に来ず、何も分かっていない」という不満が会員の間で高まっています。重要事項も上から一方的に伝えられるだけで、会員は意見を挟むこともできない雰囲気だと聞きます。
 市長答弁にある《センター独自で実施したアンケート》というのも、「回答がない場合、就業できなくなることがあります」と説明した上での記名アンケートで、自由に意見が書けるようなものではないことが一読して分かります。抜本的な《構造改革》が必要です。
 「市民がまん中」と言うのなら、シルバー人材センターも、是非会員である市民が直接参画できるような、もっと風通しの良い組織にするべきではないでしょうか?(つづく)
 
【2006/12/11 17:22】 | 武蔵野市議会 | トラックバック(0) | page top↑
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