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腹立たしいことが特に多い昨今です。具体的には思い浮かぶままに順不同ですが、
更に死亡事故や数多くのトラブルに対して、傲慢で責任逃れを続けているシンドラー・エレベーターというのは凄い会社だなと思っていたら、その上を行く企業が出てきました。パロマです。 せいぜい課長代理あたりにしか見えないおっさんが(四代目社長だとは後で知りました)「事故は不正改造が原因で、我が社に一切責任はない」と言い放ちながら、その4日後にはそれを覆す多くの事実の前にひたすら謝罪していましたが、謝って済む問題ではありません。 他社(ノーリツ、リンナイ、ハーマン、etc)の製品でこういう事故が皆無なのかどうか知りませんが、少なくともパロマのガス給湯器を使わなければ、20数人は死ななくて済んだ筈です。そういう意味でパロマは殺人企業といっても過言ではありません。死に直結することなのに、簡単に不正改造できる事自体が異常です。パチンコ台の不正改造とはワケが違います。こんな会社は消費者の不買運動の盛り上がりで、一刻も早く潰れてほしいと思います。何人も死者が出て遅きに失したとは言え、石油ファンヒーターの回収をずっと呼びかけている松下グループの方が余程良心的な企業に見えてきます。 そしてパロマと並んで追及されるべきは、重大事故を見逃し続けてきた役所、取りわけ経産省の責任です。個々の事故処理で済ませず、視野を広くして見つめてみれば、もっと早く問題を発見できたのではないでしょうか。全国ネットの大手マスコミにも同様なことが言えます。事件や事故を多角的、統計的にチェックする部門を充実させ、地域と時間を広げて点と点をつないでいくような作業を継続させれば、パロマの問題に限らず多くの成果が期待できると思います。アスベストの問題でも継続した取材やキャンペーンがあれば、展開は違ったものになっていたのではないでしょうか。 組織力がなくても、たった一人でも執念深く追及して社会を動かした例もあります。田中金脈事件を明らかにしたのは、刑事事件にはならないとうそぶく大新聞記者ではなく、フリーライターの立花隆氏でしたし、松川事件に世間の関心を向けさせることに大いに貢献したのは作家の広津和郎氏でした。江川紹子さんは殆ど孤立無援の中、命がけでオウムを追及してきました。今回のパロマ事件ではそういう人がいなかったのは残念です。事件が新展開したのは10年前に死亡した息子さんの死亡診断書の公開をご両親が求めたことからでした。 これだけ沢山の情報が飛び交う時代なのに、却ってそれで雑多な情報に埋もれてしまうのか、人命に関わる重要な情報が社会に共有されてないことを再認識しました。21世紀になっても、日常生活の中で、あちこちに恐怖の落とし穴が存在しているようです。 |
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