三宅英子の武蔵野市議会報告TOP   過去の議員日記
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6月25日 暴言とその後始末で自ら品位を下げた武蔵野市議会
 6/22は本会議最終日でしたが、全くつまらないハプニングで半日近くを無駄にしてしまいました。
 この日市税条例改正の賛成討論に立った自民の若手K池議員が「(これに反対する議員は)市政に全く責任を持たない輩(やから)と言われても仕方がない・・・」と発言しました。ここで”輩”とは主に共産党のことを指しています。
 改正条例の中身は、
20日にも伝えたように市民、特に高齢者に負担を強いるひどいもので、できるものなら取り下げさせたい案件ですが、従来から国の税制改正と連動して自動的に決まってしまうということなので、私たちもやむなく賛成しました。

 共産党はK池議員の”輩”発言に敏感に反応し、議事進行を掛けて本会議はストップしました。K池議員は相手や場所に頓着せず、気軽に集会などにも参加し、率直な発言をする人で、自民支持者以外から評価されることもあります。本会議場等で正直に自分の本音を吐露して、土屋前市長に何回か罵倒されたこともあるなど、貴重な存在ではありました。天衣無縫と言えないこともありませんが、この日はそれが完全に裏目に出て、常識のなさを露呈してしまいました。

 「輩」とは、「ふとどきな輩」「無礼な輩」など、殆ど悪い意味に使われる言葉で、政党や議員に向かっていう言葉ではありません。古くは吉田茂の「不逞の輩」発言(1947年)というのもありました。自分たちがこう言われたらどんな感じがするか、ちょっと考えれば公の場で使っていいかどうかすぐ分かりそうなものです。
 本会議が中断する中、議長が2つの会派(共産・自民)を調整し、「”輩”発言について陳謝して議事録から削除しろ、しない」で何時間も待ちぼうけを食いました。K池議員の非常識も問題ですが、こういう発言は議長が早期に職権でその場で取り下げさせれば済むことだった筈で、議長の議事進行の拙さも記憶されることになりました。

 自民の中には休憩中に「これまで市議会の場で輩という発言は何度もあったが、政党や議員に向かって使われたことはない、こういう言葉を本会議場で使ってはいけない」と直接K池議員を戒めた良識派の議員もいましたが、会派全体の意思とはなりませんでした。
 結局午後1時20分に本会議が再開され、議長から「議員は品位を持って発言するように」という曖昧な注意がされただけでした。

 それにつけても最近の自民の若手議員の暴言ぶりは目に余ります。3月の予算特別委員会では、S議員が私に対して「お前」呼ばわりし、その時も議事進行を掛けてS議員に陳謝を求めたことがあります(S議員は3/27のこの委員会の反対討論でも、邑上市長に対して「武蔵野プレイスの質疑に関連して、2月以来の議論の中での情報操作、虚偽資料の提示や虚偽的答弁も、重大な責任問題であります」と、市長は嘘つきだと言わんばかりでした)。
 会派としての自民は現在、長老・ベテランと若手に2極化していて、重要な委員会などの場を若手議員に任せすぎ、放任しすぎているために、先輩議員が若手に基本的な常識やマナーの欠如を指摘できないのでしょうか? 最大会派のベテラン議員が若手の暴走を止められないことに、市議会の言論に危機すら感じます。

【2006/06/25 14:00】 | 武蔵野市議会 | トラックバック(0) | page top↑
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