邑上市長就任後、12月と3月の本会議では代表質問を含め質問議員が大幅に増えましたが、5月の臨時会でH18年度の修正予算が通ったためか、今回の一般質問での質問者数は元の姿に戻って、約半数の16人の議員だけになりました。
●私の質問でのやりとり
質問の大項目は次の3つでした。
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武蔵野三鷹ケーブルテレビの前市長の特集番組放映について |
| 2 |
武蔵野市の公共施設の計画的整備について |
| 3 |
HPの情報公開について |
2について、これまで(前市長の時代)既存の施設のメンテナンスは場当たり的であったと認め「H16年度に予防保全整備方針を定め、H17年度の予算編成から活用している。今後30年間、机上の計算では平均で7億6千万円を毎年投入する必要がある。実際には現地調査の上で支出額を決める」という答弁がありました。初めて聞くことばかりでしたので、担当課にしっかり確かめたいと思います。
3については「各部署の交際費をHPで公開する準備を進めている」との話でした。「食糧費についても同様だが、まだ技術的に詰めることがあるのでもう少し研究したい」とのことでした。
さて1についてですが、「個人的な感想はこういう場で表明すべきでない」との前置きの後、「ケーブルテレビの社長とと市民テレビ局の代表がやって来たので《市民が疑義を抱くことのないよう、公平な報道を心掛けることが大切ではないか》と発言した」そうです。また「ケーブルテレビの番組審議会は6月下旬と聞いている。傍聴はできないそうだが、議事録はHPで公開される」との答弁でした。
再質問で上手く突っ込むことが出来なかったのですが、ケーブルテレビの社長に対して述べたことを、何故三鷹市長のように公表していないのかが問題です(新聞記事)。密室で語っただけでは市長の見解が市民には伝わりません。また「傍聴はできない」と言われて、そのまま引っ込むのも変な話で、出資者である武蔵野市の職員(審議会委員以外の職員)が傍聴できないというのは納得できません。記者や関心のある市議も傍聴できるよう、申し入れしてもらいたいと思います。
●他の議員の質問と市長答弁の「軽さ」
今回の一般質問では、中身の濃さや質問の出来には優劣があるにしても、かなりの議員には、それぞれ独自のテーマ、角度から質問しようという姿勢がある程度見られたと思います。今回どういう訳か公明は誰も質問しませんでしたが、自民など野党の質問でも、予算特別委員会のように誰もが4点セットを同じように取り上げる(4/9参照)ということはありませんでした。
質問のトップバッターは例によってベテランの自民の議員でしたが、短い質問ながら武蔵野市の「財政援助出資団体」の理事長を助役2名が兼務している現状について、タイムリーな問いかけがありました。邑上市長からは、「任期の途中で理事長が退職したため助役を任命したが、今後はそれぞれの団体で決める形にしてはどうかと思う。理事会での互選など、出資団体の仕組みを改革する中で検討したい」との説明でしたが、用意された原稿をスラスラ読んでいるという感じで、どうも答弁の中身がこちらに伝わってきませんでした。
全体の質疑を通じても、市長の答弁は滑舌がよく、どの議員に対しても穏やかで言語明瞭なのはよいのですが、如何にも「軽い」という印象を受けました。
例えば国が歳出を抑制する狙いで改正(改悪?)した介護保健法の影響を受け、市としても福祉・介護などで後退せざるをえなかった面が現実に発生していて、質問でもそういう指摘をされたのですが、「法や国の指針にのっとり、正しい手順を踏んで、しかるべき担当部署が正しく遂行しているので、何の問題もないのかなと思う」という調子です。与野党を問わず、議場で聞いていた議員や傍聴者は市長の答弁に訴える力が希薄だと感じたのではないでしょうか。
一般質問で出される広範なテーマについて、情報や資料などある程度各担当部署の職員に頼るのは仕方がないにしても、民間出身であるというメリットを生かし、もっと本音で語らないと説得力が生まれないと思います。この間も書いたように試運転の期間は終わりました。今は邑上色を押し出して、率直な意見を表明する場面を増やすべき時に差し掛かっていると正直私は感じています。