三宅英子の武蔵野市議会報告TOP   過去の議員日記
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4 月 9 日 予算特別委員会を振り返る(1)
◎北コミセンでのタウンミーティング(4月7日)に出席して

 7日には吉祥寺北町の北コミセンで、市民と市長のタウンミーティングが開催され、私も出席しました。集まった市民は102名、質問者34名ということでした。時間は夜9時30分まで延長されました。
 
 会の進行はコミセンの運営委員の方々と市の職員が連携して、質問を分野別に分けるなどなかなか上手く進めていました。1部と2部の間のティータイムには、参加者がセルフサービスでお茶を飲むこともでき、一人の発言は3分までとしてパネルで残り時間を示すなど、ミーティングの進行にも工夫があり、行政主導の会合よりもざっくばらんな雰囲気で良かったと思います。質問の中には「予算が否決されて、どうなるのでしょう?」「予定されていた北町の水害対策はどうなりますか?」「中学校給食は進められないのでしょうか?」などと、市議会で予算が否決されたことを心配する声は思った以上に多く寄せられました。また、「福祉公社の未納問題は前市長の時代のことで邑上市長の責任ではない。そんなことで報酬をカットしていたら市長の給料がなくなってしまう」などの声も上がり、笑いが洩れました。大野田小千川小が豪華なのに比べて、四小などは施設がなかなか改善されない。教室の床の改修をこれまでずっと申し入れているのにちっとも実施してもらえない」などという地域に根ざした要望もありました。3月の市議会で批判の矢面に立った邑上市長を見慣れていたせいか、出席した市民の皆さんからは邑上市長に対する声援が目立った気がします。

 しかし、問題点もありました。本会議での市長の答弁にも共通しますが、市民との対話の席で「前向きに検討する」「研究する」などのお役所言葉が続くのはちょっと気になりました。もっと本音を交えた言い方、例えば中学校給食など「本当はすぐにでもやりたいのだけれど、予算が通らないと実行できないので手間取っている。皆さん応援して下さい」とか、「水害対策などの緊急性のある課題については超党派で取り組んでほしい」などとあまり遠慮せず、ズバッと語ってほしいと感じました。一昨日、民主党小沢新代表が演説で「自分も変わらなければ」と述べ、その後の記者会見で「いつもブスッとした顔で立っていないで、もっと笑え(と言われている)」などと本音で語って却って共感を得たように、邑上市長の発言にももっと《ざっくばらんさ》を出してほしいと思います。

◎H18年度予算特別委員会レポート・・・3月17日・(20日)・22日・25日・27日

 大分間が空いてしまいましたが、予算特別委員会を何回かに分けて振り返りたいと思います。今回は全体的な傾向を分析します。

●もう少し大人の議論をしてほしかった
 今回の予算特別委員会では、《武蔵野プレイス》の資料が6人の議員に事前に配られた件が過度に強調され、総務費の質疑、予算に反対する討論、本会議での討論や市長への問責決議まで、繰り返し蒸し返す自民等の一連のやり方はどうも後味が悪くすっきりしませんでした。もう少し「なるほど」と感じさせる大人の議論する姿勢を示して欲しかったと感じています。焦点となった、《むさしのプレイス》関連の予算は530億円の0.1%の約5,300万円です。《プレイス》の事業に反対するにしても、その他の99,9%についても冷静に議論をするのが議員の役割のはずです。
 前市長の予算に反対を続けて来た立場から、その当時予算に反対した議員の反対討論を振り返ると、まず「評価する点」をきちんと評価し、その後で反対する理由を述べるなど、比較的冷静に中身を議論していたと感じています。それに比べると、今回の自民・公明・市民クラブの議員の反対討論には批判する材料があまりにも乏しく、下記の4点セットを3つの会派の議員が代わる代わる取り上げて、結局は「自分たちは邑上市長が気に入らない!」とワンパターンの主張を繰り返しているように感じました。

自民・公明・市民クラブの質問4点セット

1.市長・市役所交際費
2.むさしのプレイス(隔地駐車問題・資料提供問題)
3.長期計画の調整計画
4.中学校給食

 自民の質問時間は委員長を除くと3人で80分、一人あたり27分で、私の20分に比べると大分長い持ち時間でした。しかし、質問数は私よりずっと少なく、どの委員もご自分の意見を長々と主張する場面が多かったのが特徴と言えます。意見を述べることも必要ですが、予算特別委員会という場では、行政側に対して独自の視点で質問をして、相手に答弁させるというやり取りはもっと重要だと考えます。国会での馬淵澄夫議員の鋭い質問の例を挙げるまでもなく、自分なりのリサーチを基に、行政側などと対峙していくことは議員活動の基本ではないでしょうか? 予算に反対した方々は《むさしのプレイス》の資料のことでさんざん文句を言っていましたが、ご自分達なりのオリジナルの発想で、他の資料を発掘したり、それらを分析・総合して質問に活用する姿勢はお持ちなのでしょうか? この点については野党になって以降、明快な戦略があるようには見えませんでした。
【2006/04/09 09:58】 | 市議会予算特別委員会 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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