三宅英子の武蔵野市議会報告TOP   過去の議員日記
2006年03月/ 02月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫04月
Ads by Google
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
【2006/03/19 11:04】 | 武蔵野市議会 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
3 月 19 日 予算特別委員会第1日(3/17)
 朝10:00〜夜8:00少し前まで、ハードな日程がスタートしました。各会派持ち時間は自民が4名で80分、民主・市民ネットが3名で60分、市民クラブ・公明・共産が各2名で40分、リニューアルは1名で20分という配分で、私は一日20分という最小の持ち時間なので、時間の使い方がポイントです。

予算特別委員会の構成
 委員長:近藤和義(自民)   副委員長:砂川なおみ(民主・市民ネット)
 委員
  ・田中節男(自民)・島崎義司(自民)・やすえ清治(自民)
  ・松本清治(民主・市民ネット)・川名ゆうじ(民主・市民ネット)
  ・小林清章(公明)・小野正二(公明)
  ・本間まさよ(共産)・向谷千鳥(共産)
  ・寺山光一郎(市民クラブ)・桑津昇太郎(市民クラブ)
  ・三宅英子(むさしのリニューアル)

この日の審議項目
人件費・総括・歳入・(第1款)議会費

私の質問
1)これまでずっと主張してきた「わかりやすい財務書表」「市民に向けてのデータ集」などを作るつもりがないか、質問したところ、邑上市長は割と前向きに答弁しました。すぐに実現は難しいかもしれませんが、少し期待できる感じです。

2)予算・決算特別委員会での部長等の説明の仕方を変えてはどうかと訊ねました。各款の冒頭にいつも、部長などが一人で長々と資料を読み上げています。書いてあることの100%すべて
読んでいる訳ではないのですが、「お経の読み上げ」にも近く、もう少し工夫し簡略化することはできないのかと思っていました。会田助役から「今回すぐには対応できないが、検討してみたい」という答弁がありました。
 
予算・決算特別委員会のたびに思っていたことを、今回質問してわかったのは、読み上げている部長たち自身もハードで苦痛な作業だと感じていたようだということです。休憩中にもこの話題で行政側が何となくなごんでいたようです。行政やベテラン議員にとっては当たり前のことでも、自分が素朴に感じる疑問点をストレートに訊くことには、時に勇気がいりますが、市民感覚を忘れず続けたいと思います。次回の決算特別委員会あたりから、是非思い切った改善をしてほしいと思います。

3)「職員参加」について聞きました。やる気のある職員を増やし、企画力をつけるためにも「職員の事業提案制度」を実施して欲しいと質問したところ、市長もやる気のようでした。三鷹市のように職員による事業をドンドン実現させて欲しいと思います。

4)文化会館と体育館にあるレストランとカフェ「クレア」の家賃は?と聞いたところ、「光熱費はもらっているが、家賃は取っていない」との回答でした。「家賃を取っていないなら、公募して市民団体や障害者団体などに運営を任せるなど、もっといろいろな形態を考えるべきではないか?」と主張しました。家賃が無料であることは以前決算書などを調べて知っていましたが、与野党とも初めて聞いたことのようでした。市長からは「確認した上で今後検討する」というような答弁でした。
 家賃を取らないのは変だと思いますが、これまでの経緯も調べた結果「クレア」自体に問題があると言うのではありません。ただ、こういった施設のスペースを利用の仕方では、起業する若者やNPOに任せるなど、いろんな可能性があり、検討してもらいたいと思います。
   
5)「吉祥寺シアターのカフェの運営者と家賃は?」に対して、担当室長は総務費で回答するとのことでした。吉祥寺シアターの事業は好調です。ワークショップでも鴻上尚史さんや渡辺えり子さんを招くなど人気の企画が続いていますが、その背景には、館長やスタッフらの努力があるように感じています。

6)議会費では、議員海外視察の議員一人あたり465,000円の内訳を聞いたところ、「航空チケット代一人24万、現地通訳代5日間で70万円(全員分)、宿泊料・貸し切りバス料金など」ということでした。また、共産のH委員の質問で、武蔵野市にも支度料があることがわかりました。金額は総務費の中で説明されるそうです。

7)議長・議会交際費の支出基準について訊ねました。現在一定の決まりはあるようですが、明確には決まっていないとの回答でした。H18年度にHPでの交際費の公開に向けて、明確な基準を作成するとのことでした。金額は多摩地区の他の自治体と比較すると26市中トップなので、今後市長交際費とのバランスを取って欲しいと要望しました。



 自民・公明・市民クラブの委員からは、またまた武蔵野プレイスの市長の縮減案の中の「隔地駐車」に対して、「東横インや姉歯並みのやり方」「ライブドアのような脱法スレスレの行為」などという感情的な論調での質問が多く、角度を変えたものや前向きな内容はほとんどなかったことは残念でした。運営主体のことなど、重要なことはいくらでもあるのに全く触れないのには首をかしげます。
   ただ厳しい言い方で感情的に批判をするだけでは何の実りもなく、市議会議員としての役割を果たしているとは言えないのではないでしょうか。質問の中でも主張しましたが、市長を批判するなら、少なくともそれなりの客観的なデータを示しつつ、事業計画について、具体的に対案を示すとか、ここをこうすればよいと提案する姿勢が必要です。
 私は、これまで土屋前市長に批判的な立場でしたが、自分なりに情報を収集し、データを整理して「審議会委員の偏り」「大野田小学校の改築問題」「防災・安全センターの問題」「パブリックコメント(市民意見募集)に対する対応」などについて一般質問の場で問題点を提起してきたつもりです。その結果防災・安全センターの計画では、講堂の吹き抜けが中止になったり、市民活動拠点ができたり、大野田小学校の建設費が下がったり(もちろん以上は私の指摘のためだけではないとは思いますが)、一定の役割を果たしてきたと考えています。

☆★☆★☆

  自民のS委員は、市長の施政方針の表現に対して「共産主義や社会主義的な雰囲気を感じる」「市長は共産主義をどう評価しているのか?」などと、赤狩り取調官のような態度で、予算特別委員会の場にはそぐわない質問を連発していました。この議員の考え方は「つくる会」や「サンケイ史観」とピタリと一致するようで、毎年この場で自分の主張を展開しています。私も共産主義は嫌いだし(共産党が批判勢力として一定程度存在するのは悪くないことだと思います)、「北の将軍様」や、北朝鮮の暗部に目をつぶって「南北統一」ばかり唱え、北にすり寄るかのような韓国の現政権も全く評価しませんが、隣国への敵対意識を煽り、ブッシュに従い一層の軍事大国化を進めているとしか見えない小泉自民党や、前原民主党議員などにも嫌悪感を持ちます。

 さらに同議員は「日本の社会で格差があるとは思えない。格差はカースト制度や中国などの農村と都市の間にあるもの」と断言しました。インドのカースト制による世界最悪の階級社会と比較して「日本には格差がない」というのは議論のすり替えです。また中国の多くの農民が戸籍上も差別され、ひどい状態に置かれているのは事実でしょうが、日本を発展途上国と比べるのではなく、例えばヨーロッパやカナダなどど比べてどうかという意見を言ってもらいたいと思いました。チャーチルの「自由主義は貧しき人を救う」という言葉まで引用していましたが、結局言いたいことは「小泉自民党政権は素晴らしい」ということだと感じました。しかし、今の政府の方向は結局世の中の風潮を「楽して金を儲ける」ことばかりに目を向けさせることになっていないでしょうか。株で何億も儲けたという学生やフリーターの話や、ホストクラブを経営する現役学生のことなどが盛んに週刊誌などの話題になっていますが、こんな若者ばかり増えては日本に未来はありません。

 私は社会に競争があるのは普通のことで、ある程度の「格差」があるのもやむを得ないと思います。肝心なことは、まじめに働く者がそれなりに報われる社会であること、失敗したり病気をしても
生き続けていけるだけの生活水準と、再挑戦の道が保障されていることだと思います。

☆★☆★☆

 
自民・公明・市民クラブの野党の殆どの議員は、議会内で前市長の前では「蛇に睨まれたカエル」または「借りてきた猫」状態でした。それが今では現市長に対し、質問の時も傍聴でヤジる時も、言葉も態度も居丈高で横柄で、市長職に対する敬意を全く失しています。支持しないのは自由ですが、大人なら市長に対し最低限の敬意はあらわすべきです(私は前市長を批判する際にも、一定のマナーは常に保持するよう留意してきたつもりです)。さらに、傍聴している議長さえも、しばしば大声でヤジり、答弁を笑っていますが、どうも会派(市民クラブ)の一員であることばかりが頭の中にあるようで、市議会のトップとして公平性、中立性を維持し、品位を保つことをどう考えているのかと疑いたくなります。前議長の時は、少なくとも傍聴中ご自身でヤジを飛ばすなどはほとんどありませんでした。もう少し考えてほしいと思います。
| ホーム |