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2月27日 武蔵野市の議会改革の行方(その2)
 ヨチヨチ歩きのおぼっちゃま、民主党永田寿康衆院議員にオモチャ(=予算委での質問の機会)を持たすのはまだまだ早すぎたようです。妙に強がってカラ威張りばかりの前原代表は空気の読めない男。小泉自民党の高笑いが聞こえてきそうです。


  2/19に続き議会改革を取り上げます。今回、実施が見送られた案件の内、どうも理由がよくわからないものもあります。

●武蔵野市議会の市議会改革で却下された案件
  議案・陳情・請願に対する議員の賛否を議会報で公表すること
 議案などへの賛否の一覧を、議会報(市議会だより)に掲載することが、自民などの反対により却下され、市議会のHP上のみで公表することに決まりました。理由は「短いタイトルだけでは、議案などの内容がはっきり分からないので、議員の取った賛否の態度が市民に誤解されると困る」ということのようでしたが、過去に誤解された具体例を示すことはできませんでした。議員として最も重要な仕事の一つは議案を審議することですから、各会派はもとより、各議員個人の賛否の態度を公表するというのは当たり前のことだと、腹をくくる必要があるはずです。ネット上で調べた23区と多摩26市の状況をこちらに示しました。三鷹市と千代田区ではすでに議員個人の賛否を議会報に載せています。
 三鷹市議会だよりの1例(pdfファイル)
千代田区議会だよりの1例(pdfファイル)
 
 会派別の賛否を掲載しているのは28自治体、未掲載は武蔵野市を含む19自治体となっていて、議会報で公表していないところはすでに少数派です。市議会のHP上で、議員別の賛否を公表するようにすることは大きな前進ですが、インターネットを使える人ばかりではありません。せっかく議会報も新しくして情報量を増やし、市民にもより関心を持ってもらおうというのに、曖昧な理由で重要な提案をお流れにし、時代遅れの部分を残したのは残念です。
 なお千代田区と三鷹市では、最近押しボタン式表決システムを導入したことにより、市議会HPで採決の翌日には各議員の投票行動を公表することが可能になったので、そうすることに決めたということです(これまでは議会事務局で、各議員の賛否を確認するのに手間が掛かり、大変だったそうです)。

●妙な理由で反対され、難航している案件
 陳情の最終署名数(累計の署名数)を議会報やHPで公表すること
 委員会審議の中では、陳情の届け出時点の署名数やその後の追加数は公表されますが、議会報やHPでは公表されません。公表することについて過去の本会議の一般質問では、議員が署名数を行政への説得材料として語っていることがしばしばあります。つまり、陳情は市民1人でもできる権利なので、署名数に関係なく公平に扱われねばなりませんが、どのくらいの賛同者がいるかという点も、判断材料の一つとして、頭に入れて審議するというのは、ごく常識的なことだと思います。過去に武蔵野市議会では署名数を議会報で公表していていたそうですが、なぜ公表しなくなったのかは今回の審議の中では説明がなく、分かりませんでした。はっきりした経緯も不明のままに、議会報やHPで署名数を公表しない、つまり行政や議員は知っていることを市民にはなるべく隠そうとするというのは、全く理解できません。

●妙な理由で通った案件
 代表質問の時間枠を少数会派は20分(5分×会派の人数)に縮減すること
 これまで2人の会派の場合でも、最低30分の持ち時間が与えられていたのが、会派の基礎時間10分に人数分(1人5分)を乗じる方式に変更になり、2人の会派だと20分に短くなりました。今まではどの会派でも最低30分質問時間が保障されていたため、自分たち9人の大会派とあまり差がないと言う自民クラブからの要望です(現在9人の会派だと、合計質問時間は9人×5分=45分ですが、新方式で10分長くなりました)。公明・民主・市民クラブもこれに賛成しました。共産のH議員も発言していたように、大会派が自分たちの質問時間を増やしたいということに敢えて反対はしませんが、小会派の発言時間を制限しようとするのは、少数意見の封殺にもつながることで、これでは何のための議会改革か疑問です。一般質問(議員全員ができる)を、これまでほとんどやってこなかった議員が多い会派から、このような提案が出されても、市議会が活性化するとはとても思えず、説得力がありません。
【2006/02/27 20:18】 | 議会改革 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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